ドイツ語のモチベーションをブーストする方法

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ドイツ語を学んでいる方は、普段どのように勉強しているのでしょうか?

 

ドイツ語は英語と違い日本ではあまり学習者も多くなく、日常でドイツ語に触れる機会もほとんどないので、受け身のままではなかなかモチベーションは上がりません。

 

なのでドイツ語を話せるようになるには、積極的にドイツ語との関わりを持っていく

必要があります。

 

私はドイツ語を始めてから6年目になるのですが、これまでの学習の中で最も難しかったのは、文法でも発音でも名詞の性でもなく、モチベーションを一定に保つことでした。

 

私は語学の才能は誰しも平等に持っていると考えていまして、その能力の高さは単にその人がどれくらいの意識と時間を、語学学習という分野に費やしてきたかによると思っています。

 

語学学習はとにかく毎日続けることが上達へのカギです。

 

本日はドイツ語のモチベーションをブーストする方法を、私の試行錯誤してきた経験に沿ってシェアしたいと思いますので、よければぜひ参考にしてみてください。

 

 

  1. 目標を持つ 

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これは正直ドイツ語学習のみならず、語学学習全般、そしてあらゆるモチベーションの源泉になると思います。用事がないのに朝5時に起きるのは大変ですし、重たいバーベルを担いで毎日スクワットしてくださいと言われて、素直に実行できる人はほとんどいないと思います。

 

遊園地に行きたいから早起きをする、理想の体を手に入れたいから筋トレをする、という目標があって初めて今すべきことが見えてきます。目標が明確であればあるほど、モチベーションは自然と強く大きくなります。

 

ドイツ語を使って何をしたいのか?この問いを疎かにしなければ、意識を高く保ち続けられると思います。 

 

 

 2. 検定を受ける

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具体的な目標の一つとして、検定を受けてみるのも非常に効果的だと思います。

 

確かに試験ではそれほど実用的でない内容を問われることもありますが、検定に申し込むことで、申し込んだ日から試験日まで緊張感を高められるのは大きなメリットです。

 

試験代はその緊張感を買うための費用だと考えればお得ではないですか??

 

独学の場合だと誰からも褒められたり、怒られたりもしないので、メリハリをつけるためにも検定はオススメです。

 

国内で受けられる主なドイツ語の検定は、

 

  

などがあります。独検に関しては国内でのみ語学能力の証明として使えますが、Goethe ZertifikatとTestdafはドイツの大学に入学する際にも語学能力の証明として使うことができます。

 

それぞれ過去問もホームページに載っていますで、力試しがてらに解いてみても面白いと思います。

 

3. ドイツ人と話す

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検定対策をしていると、ついマニアックな表現ばかりノートに溜まっていって、本当にこれ使うことあるのかな?と不安になることがあります。そんな時はドイツ人と話すのが一番です。身の回りにドイツ人がいなくても、インターネットやSNSで探してみると意外とドイツ語コミュニティーがあったりします。

 

私の地元の千葉では、船橋にドイツ語を学ぶサークルがあります。

 

船橋マルチリンガル

funabashimulti.com

私も参加したことがあるのですが、参加料は一回500円で、ドイツ語の記事を読んだりネイティブのゲストの方と会話したり充実した内容でした。

ドイツ語を学ぶ日本人の方とも知り合えるので、いい刺激になります。

 

 

他にはMeetupというアプリをご存知でしょうか?

www.meetup.com

 

これはドイツ語だけに限らず、共通の趣味を持つ人が集まれるサービスです。運動系のイベントから美術・音楽などをはじめあらゆるグループがあるのですが、このドイツ語のサークルは毎月2回、池袋のHUBで集まっています。

 

不特定多数のドイツ人が集まるのは貴重なので、こういう機会に日頃の学習の成果を試してみましょう。おそらくは、単語が出てこないとか、伝えたいことが伝わらなかったといった気づきや悔しさを得られると思うので、それをエネルギーにしてまた次の日からの学習の糧にします。

 

この「悔しさ」という感情はモチベーションのブーストには欠かせないと思います。

どんどん話して、気づきを得て、学習を加速させていきましょう、、!

 

4. ドイツ語の記事を読む

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テキストで学ぶ文章は、文法や単語を学ぶため、やや強引な例文で構成されることも少なくありません。また、古いテキストは内容も当然古くなってしまっています。30年前のテキストには当然「SNSスマートフォンによる弊害」といった内容はみられません。

 

そこで、テキストをある程度進めたところで積極的にドイツ語の記事を読んでみることをおすすめします。

オンラインで無料で読める記事もたくさんありますし、記事構成やサイトデザインも綺麗なので眺めるだけでも楽しいです。

 

比較的読みやすい記事が多いのは以下の3つです。

ZEIT ONLINE

www.zeit.de

 

SPIEGEL ONLINE

www.spiegel.de

 

SWR Aktuell

www.swr.de

この辺りのサイトは定期的に訪れてみると、ドイツ情勢にもキャッチアップできるのでいいと思います。内容も最新ですし、まさに「活きたドイツ語」に触れられます。

 

ニュースだけでなく、興味深いテーマのコラムも多いので私は毎朝チェックしてしまいます。

 

5. ドイツに行く

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もしまだドイツにいったことがなければ、まずは一回ドイツにいってみることをおすすめします。実際に現地に行くことで得られる情報は、新聞や動画の比ではありません。

 

夏の間は天気もよくビールが最高に美味しいですし、秋はオクトーバーフェストがあります。冬場は世界一のクリスマスマーケットを楽しめます。

 

1~2月はあまり見るところがないかもしれませんが、航空券が安いです。

 

条件によっては日本から往復5、6万円で行けることもあるのでぜひチェックしてみてください。

 

ドイツ語のモチベーションをブーストするという意味では、ドイツに行くのが一番効果があると思います。

 

時間とお金と相談して、ぜひドイツへ飛びましょう笑

 

 

ドイツ語のモチベーションをブーストする・まとめ

  • 目標を持つ
  • 検定を受ける
  • ドイツ人と話す
  • ドイツ語の記事を読む
  • ドイツへ行く

 

まだまだあるのですが、これだけでも習慣化できれば日々の学習に勢いがつくのではないかと思います。ドイツ語は一朝一夕には身につきませんが、上記のポイントを取り入れながら、少しづつ力をつけていきましょう。

 

では、bis dann!!